インフルエンザ!1シーズンで同じ型に2回以上かかることがある?


インフルエンザの流行は毎年の恒例行事のひとつ。

中にはもうすでに今期かかってしまって、治ったところだという人もいるかもしれません。

インフルエンザにいくつか型があることはご存知の方も多いでしょうが、1シーズンの間に同じ型のインフルエンザに2度以上かかることない!という認識の方がほとんどなのでは?

「1度かかった型にはかからない!」、これ実はそうとも言い切れないのです。

ここでは、1シーズンのうちに同じ型のインフルエンザに2回以上かかることがあるのか…という疑問にお答えします。

また、インフルエンザのぶり返しや、治ったあとの注意事項についても紹介していきます。

 

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インフルエンザ!同じ型に2度かかることもある?

良く聞く話としては「1度かかった型にはかからない」というものですが、これは一応理論上決定づけられたものではあるのです。

でも実際に、2度目も同じ型のインフルエンザだと診断された!という人も中にはいるでしょう。

果たしてこれはどういうことなのでしょうか?

結論

まずは気になる結論から。

「インフルエンザは1度なったら感染しない」「予防接種を打てば感染しない」というのは断言できないもので、あくまで「可能性が低くなる」「症状が軽くなる」程度のものであることを覚えておく必要があります。

どうしてそうなるのか…を以下に解説していきます。

今回わかり易く説明するために、インフルエンザの中でもポピュラーな「A型」と「B型」を例にして説明しています。

 

例その①

たとえばある年、インフルエンザ「A型」に感染したのが12月1日だとしましょう。

大体インフルエンザウィルスは数日で活動や排出のピークを迎え、解熱後5日程度の自宅療養を言い渡されます。

およそ1週間程度の期間が必要になるため、12月7日に完治するとここで仮定します。

そうなると、もうこのシーズンではA型のインフルエンザには感染せず、もしかかるとしたらB型のものだというのが一般的な認識です。

おおよそ間違ってはいないのですが、実はインフルエンザウィルスというのは驚異的なスピードで微妙に変化し続けていきます。

ですので、12月7日にA型が完治したとしても、12月8日に外出したら”A型+”に感染した!なんてこともありうるわけです。

しかもこれだけではありません。

インフルエンザは通常、完治する際に抗体ができるので感染しない(しづらい)といわれていますが、体の免疫力が下がることで、十分抗体が作られないまま、さらに感染してしまうケースもあります。

そうなってしうまうと、治っては感染し…を繰り返し、何度も何度もA型のインフルエンザだと診断されてしまうということにもなり得るのです。

 

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インフルエンザはぶり返すこともある?

それではそんなインフルエンザ、ぶり返すということもあり得るのでしょうか?

いわゆるぶり返すというのは、完治する前もしくは完治したと思ったらまた症状が出てくることを指しますが、実はインフルエンザのぶり返しというのは可能性としてあり得ます

どのような場合に、インフルエンザがぶり返す可能性があるのか解説していきますね。

発熱が弱い

インフルエンザの症状といえば高熱ですが、これはウィルスを退治するための体の機能によるものです。

この発熱が弱い(低い)とウィルスを退治することができず、結果としてウィルスが体内に残っていてぶり返しやすくなってしまいます。

発熱が弱い原因としては、以下のようなことが考えられるということ。

  • 防衛機能の低下
  • 解熱剤などによる強制的な解熱
  • 予防接種のワクチンによる軽症状化

防衛機能の低下に関しては、発熱が弱いかわりに他の症状がひどく出ることがあり、長引く場合が多いです。

解熱剤などによる強制的な解熱は、病院での点滴や、処方された指示内の服用であれば問題がないことが多いのですが、自己判断で服用してしまったりした場合に多く見られます。

予防接種ワクチンによる軽症状化は避けることが難しいですが、だからといって予防接種を避けてしまうと、逆に重症化して命の危険が出てくるので望ましくはありません。

 

抗生物質が効ききっていない

インフルエンザの際、抗生物質(タミフルやリレンザなど)が処方されますが、これを受け取る際に注意喚起されるのが「飲みきってください」という指示です。

インフルエンザウィルスは、症状が落ち着いたとしてもまだ体内に残っているので、処方された分を飲みきらずに途中でやめてしまうと退治しきれなくなってしまいます。

その残ったウィルスが、油断したところで猛威をふるい、増殖してぶり返してしまうわけなのですね。

 

治りきる前に無理をした

大人にありがちなのが、仕事や育児などで忙しく、症状が少し落ち着くと完治する前に無理をしてしまうことです。

「もう微熱だから」「元気になったから」「数日休んじゃったし…」といって、医師の許可が出ないうちから普段どおりの生活に戻ってしまう人もいます。

その場合、まだ体の中にはしっかりとインフルエンザウィルスがいて、これも同様に再度隙をついて増殖してぶり返します。

インフルエンザは最初に派手な症状が出るだけに、大体落ち着くともう元気になった気がしますが、これは間違っています。

きちんと医師の許可が出るまで(自宅療養期間)は、療養生活をするようにしてくださいね。

 

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インフルエンザが治った後の注意事項

ただでさえ長引くインフルエンザ。

ぶり返しや再度同じ型のインフルエンザに感染しないために、どんなことに気をつけておけば良いのでしょうか?

もちろんこの全てを気をつけていたとしても感染するときはしてしまうのですが、少しでもリスクを減らすために知っておきましょう。

発症後5日、解熱後2日

インフルエンザは一般的に、発症してから5日間、熱が下がってから2日間(幼児の場合は3日間)は必ず自宅療養をするようにといわれています。

診断を受けたその日ですら、できる限り速やかに家に帰り、外出しないことをすすめられますよね。

つまりその最低5日間は、インフルエンザウィルスがいなくなることはないと考えてよいわけです。

インフルエンザというのは治りかけほど感染しやすいという特徴があり、これはインフルエンザウィルス自身の防衛反応だといわれています。

感染した人間の体に抗体ができて弱ってしまったウィルスは、別の棲家を探して感染して移ろうとするわけです。

ですので、自分自身のぶり返しもそうですが、人と接触する際にも十分注意し、とくに家族間での感染しあいを予防していきましょう。

 

予防をする

そもそもインフルエンザは予防することが何よりの方法です。

どういった予防法が有効なのか?ということですが、近年ではやはり「手洗いうがい」が最も効果的であるといわれています。

他にも、マスクをしたりアルコール消毒をしたり、できる限りウィルスを体内に取り込まないように工夫したいところです。

また近頃騒がれているのが緑茶による予防法で、緑茶の抗菌作用を利用したものです。

単純に緑茶を飲むことで予防につながるということなので、冬の間積極的に摂取しても良いかもしれませんね。

冷たいものよりも温かいもののほうが体を強くしてくれるので、寒い時期ですし温かい緑茶がおすすめですよ。

 

しっかりと栄養と休養をとる

免疫力の低下がウィルスを招き入れてしまうとなれば、免疫力を上げることがまず重要なポイントです。

そのためにはしっかりと栄養と休養をとり、体を弱らせないようにしなければなりません。

まずは栄養ですが、3食きちんとバランスの良い食事を摂り、とくに緑黄色野菜・柑橘類などビタミンとミネラルを中心に食事内容を考えていきましょう。

また、乳酸菌と先ほど紹介した緑茶もおすすめなので、ぜひ取り入れていってくださいね。

次に休養ですが、まずは基本の睡眠です。

最低でも入眠してから3時間以上は続けて眠ることが大事で、深い眠りにつくことがポイントです。

おすすめとしては入浴(しっかりと浴槽に入る)を15分程度して、その後2時間くらいで眠りに入ることです。

程よく温まり、そして少し冷めてきたところで眠りに入るのが最適で、入浴による適切な体力の消耗が、心地よい睡眠を引き出してくれます。

 

まとめ

インフルエンザがぶり返したり、同じ型に2度も感染するというのは、広く知られている「同じ型には感染しない」という話の盲点をついたような仕組みがありましたね。

インフルエンザは型や地名などがつき、常に進化し続けています。

それこそ医療が追いついていないような状況なので、インフルエンザが完治するまでも、そして完治してからも気をつけるにこしたことはありません。

  • 今年はもうインフルエンザにかかったから大丈夫!
  • 予防接種しているから大丈夫!
  • インフルエンザの熱が下がったからもう大丈夫!

と、安心してしまうのは危険だという認識をぜひ持っていていください。

これだけ進歩した医学でも、完全に予防できないインフルエンザ。油断大敵ですね。

 

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